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2022年10月29日
Adobe Illustrator2023 新機能「クロスと重なり」の使い方
先日Adobe MAXで発表されたIllustrator2023。こちらの目玉である新機能「クロスと重なり」が実装されました。
一体どんな機能なのかざっくりと説明しますと、それぞれの◯を◯の状態のまま、下の五輪のような図を作れる機能です。
こう書くとマジックみたいですね。
サンプルを交えて使い方を紹介していきたいと思います。
目次
「クロスと重なり」機能を使って簡単にパーツを連結させてみる
どんな仕組みか覗いてみようと思ったら…
「クロスと重なり」を重ねがけしてみる
透過画像にも使える「クロスと重なり」機能
そのまま入稿できるのはまだ先? 気をつけたいあれこれ
タイトル画像のイラストを作っていて気づいた点は、ライブペイントは拡張しないと「クロスと重なり」の機能が使えないということ。
また、Adobeからもアナウンスが出ていますが、この新機能を有効にしたまま入稿用のPDFを用意しようとすると、不具合がおきてしまうようです。分割・拡張をしないままX1-aのPDFで書き出すと、真ん中のように消えてしまいます。
また、X-4では「クロスと重なり」機能をかけたものは解像度72dpiの画像で書き出されてしまいます。(画像拡大で確認できるかな?)
現時点で可能な回避策を掲載しているアドビサポートコミュニティはこちら
ともあれ、あったら良いなと思っていた新機能です。使い方によっては表現の幅もぐんと広がると思いますので、試す場合は、
- アップデートの際、前バージョンを残した状態で新バージョンをインストール
- 入稿前にはデータのバックアップをとっておく
- 効果を分割(詳しくはAdobeの上記リンク先を参照)してから書き出す
などの対策を取った上で楽しみしつつ、取り入れていきましょう。
また、新しい情報が入ったら、今後もこのページで更新予定です。
デザイナー
fukaminato
猫のために生きてますが、ネットがないと生きていけない
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